レガスピ市業績発表会

イバロンの勇者のお話はちょっとお休みして、今日は、今日行われたレガスピ市の業績発表会の様子を報告です。

場所はマヨン山がど〜〜んと見えるバスターミナルの近くのIbalong Centerumと言う大きな体育館です。




ちょっとバタバタしていて、ギリギリに現地についてみれば・・・超満員です。






段の上では市長が昨年7月から今年の6月までの業績を写真やグラフで紹介していました。
写真がヘタであまりうまく写っていませんが・・・・壇上の濃い色のワンピースを着た女性が市長。そして、白っぽい上着(バロンタガログ)を着た男性が前市長です。






業績の中で、パシフィックブルーが協力しております、レガスピ市役所の日本語観光案内所、及び、空港の観光案内所も紹介されました。

戦士ハンジョン

イバロンの勇者2人目は、勇者ハンジョンです。



バルトッグがビコランディアニ平和をもたらしてから長い月日が経ちました。
新たな強い男が彼の戦士たちとビコランディアに来ました。彼の名はハンジョン。

彼が来た時、かの地は化物の様な生物が席巻し、人々を恐怖に陥れていたのです。
ハンジョンは人々にそれら化物を排除することを誓い、まず、片目で森や山々を睨み300もの獣を見つけ、それから10ヶ月の内にそれら全てを彼の槍と素手で退治したのでした。

次にビコールの海を我が物顔にしていたサメを次から次へと排除し、そして、山沿いに住んでいた野生の水牛を飼い慣らしたのでした。
彼は、川にいた巨大なワニを排除しミンダナオのコラシに追い返しました。
そして最後にハンティックの巨大洞窟を崩し、ただ一匹を除いてそこにいたと思われる全ての蛇を生き埋めにしたのでした。

その一匹とは色とりどりの頭の良いオリオールと言う蛇でした。
その蛇は自身を綺麗な若い魅惑の声を持つ女性に変えることが出来たのです。
その女性に化けた蛇が歌う歌を聞いたすべての人が、彼女の奴隷となりました。
ただハンジョンのみがその歌声に負けなかったのです。
彼女は、ハンジョンが遥か昔からこのイバロンに住んでいる野生の獣を殺し続けることを止めることは出来ませんでした。この若い男を自分の配下とすることに失敗し疲れ失望した彼女は、今度はこの地に恐怖を与えているモンスター、ポンゴスとオラウータンを退治しているハンジョンに手を貸すこととしたのでした。

そして遂にイバロンは安全で平和な土地となったのです。
ハンジョンは法を定め、彼らの民を導きました。彼は皆にタロイモの他にお米の栽培を奨励し、ビコール川を行く最初のボート作らせ、鋤や馬鍬、ナタや鍬をを発明し、お米の収穫をガンタ法を用いて収穫量を計ることを始めました。

彼の元で人々は、物を編むことを覚え、調理や食事に器具を使うことを覚えたのです。彼はまた、石にアルファベットを刻む道具を発明し、そして、バナシやカマゴンの木の上に家を作ることを奨励しました。

人々は、彼らのリーダーであるハンジョンを尊敬し、彼の作った法や指示を守り、主人か奴隷を問わず、常に正しい行いを重んじたのでした。

めでたしめでたし♪

インドから来たバルトッグ

さて、8月8日から22日までレガスピ市で開催いされるお祭り「イバロン・フェスティバル」の元となったイバロン伝説の3人の勇者の最初の一人「バルトッグ」まずは、彼の伝説から・・・


昔々、スペイン人がフィリピンに来た頃よりも更に昔、ビコール半島のとある海岸に、バルトッグという強く勇敢な男が来ました。
彼は遥か遠くインドのボタバラというところから来たのでした。

バルトッグはビコランディアの生い茂る木々と草花を見て非常に肥沃な土地であることを知りました。
彼は、すぐにタロイモを植えることを思いつき、実行したのですが、収穫も近くなった時、タンダヤグと呼ばれる巨大なイノシシが現れ、それらタロイモを根こそぎに奪ってしまったのです。
そのことに怒ったバルトッグは、とある午後に彼がその獣に出会うまで農園を見張り続けました。
その獣を見つけたバルトッグは、槍も使わずにその獣をたたきのめし、彼の無敵の腕で獣の顎を二つに引き裂いたのです。
彼はその引き裂いた顎を「この農園に来たならば無駄死することになる」との警告としてトンドルの家の近くのタリサイの木に吊るしたのでした。
バルトッグの部族は彼の勝利を祝い、また、それを聞いた近隣の部族、パニクワソンズやアソッグスもその祝に加わったのでした。

というような内容で・・・英雄一人目は礎を築いたと言うポジションです。

イバロン・フェスティバル

レガスピ市のお祭り「イバロン・フェスティバル」。
このお祭りは、レガスピの創世記の3人の興国の英雄を称えるお祭りです。
英雄たちの名は「バルトッグ」「ハンジョン」と「バントン」。

3人の英雄達ですが、基本的に世代が違い、一番古いのがバルトッグさん(写真左側)。
そして、月日が流れた後、ハンジョンさん登場。(写真中央)
ハンジョンさんが年老いた頃にその部下として活躍したのがバントンさんです。(写真右側)

お祭り接近中

レガスピ市としての年に一度のお祭がイバロン・フェスティバルです。
レガスピの創世物語に出てくるイバロンの勇者たちを称えるお祭りです。

昨年までは10月に行われていましたが、今年から8月に変更となりました。
今年のスケジュールは8月8日から22日までの2週間。

そのイバロン・フェスティバル実行委員会の開始式が今日あり、呼ばれて行ってきました。

レガスピ市の港のショッピングモール「エムバルカデーロ・デ・レガスピ」の入り口近くにある、レガスピ観光協会の事務所で式がありました。

「エムバルカデーロ・デ・レガスピ」の入り口近くの写真です。

とんがり屋根の小さな建物、交番のとなりがレガスピ市観光協会です。

まだ、看板は仮ですが・・・


行ってみれば、フェスティバルの、安全、成功を祈願するミサが行われておりました。




聖歌隊(7名)も加わって、しっかり45分。
流石カトリックの国フィリピンです。

もっとも日本であれば、神主さんが来て「アラッタマ、キヨッタマ」となるのでしょう。

季節

ジンベエスイムのシーズンも終わり、季節は雨季。
風は西風の日が多くなり、ジンベエシーズン中は白波の立ちやすいレガスピ側もベタ凪の日が多くなりました。

今年はこれまでに台風がいくつか発生しましたが・・・そのほとんどがレガスピ生まれ。
その為、西側のドンソールは少し荒れましたがレガスピ側はほとんど問題なし。
今後もそのようだといいです。


マヨン伝説

レガスピの北15Kmにそびえるマヨン火山。

今日はそのマヨン火山の伝説を紹介したいと思い調べたところ、どうやら3バージョンあるようです。
その3バージョン、登場人物の名前がいろいろ交錯したり、悠久の昔のビコール地方、ビコランディアの英雄が出てきてみたりします。

ますはバージョン1から。
マヨン伝説Ver.1
登場人物
ダガラン・マクソグ・マガヨン:カビクラン村の美しい女性で、パンガノロンとパラトゥーガに愛されていました。。
パンガノロン:タガログ村の戦士で、違う村の女性を娶ることは禁止されているなか、マガヨンを愛してしまいます。
パラトゥーガ:カビクラン村のお金持ちでマガヨンを娶りたいわがままな青年。
ティオン・マクソグ:カビクラン村の長で、娘のダラガン・マガヨンの愛する父親。

これは、フィリピンが大陸から切り離されるはるか昔のビコランディアのカビクランの美しい少女ダラガン・マガヨンのお話しです。
その時代、カビクランでは女性がカビクランの外の男性と結婚することは固く禁じられていたのです。
その少女ダラガン・マガヨンはパラトゥーガというお金持ちですがわがままな青年から求婚されていましたが、パンガノロンというタガログの戦士である外部の男性と恋に落ちてしまいました。
ある晩、マガヨンは、村長でありお父さんでもあるティオン・マクソグに外部の男性と恋に落ちたこと、そして、それが禁じられていることも知っていることを伝えたのでした。お父さんであり村長のティオン・マクソグは愛する娘のために一番の方法を考えると約束しました。
しかし、それを知ったパラトゥーガがお父さんを誘拐し、お父さんの命と引換えに自分と結婚するよう脅したのでした。それを知ったマガヨンは、急ぎパラトゥーガの家に行き、結婚を受けることにしたのでした。
結婚式の日取りが発表され、そのニュースはパンガノロンの住むタガログにも届きました。それを知ったパンガノロンは最愛の女性を救うべく、カビクランに戦争を仕掛けることにしたのです。
結婚式の日に戦争が起こり・・・・そのなかで少女マガヨンは鋭い矢に倒れ、パンガノロンがマガヨンを助け起こした時に、彼もまた後ろから刺され、二人とも死んでしたっまったのです。
父親ティオン・マクソグは娘のすべての物、またパラトゥーから婚約に際してもらった全てのお金も一緒に最愛の娘を埋葬したのでした。
その地の住民は、その大きな丘のような、更に頂上に雨を降らす雲を頂くお墓に驚きました。
その晩、住民は、激しい稲妻と、岩の落ちる音、地震に更に驚いたのでした。丘は、どんどん大きくなり続けました。
それが今のマヨン火山となったのです。マガヨンの名前がマヨンとなり、ダラガンの名前が、現在のダラガ町となりましたとさ。


では続いてバージョン2
マヨン伝説Ver.2

マガヨンという、とても美しい姫を姪に持つ王様がおりました。王様はその姪をとても大事にしており、手を出した者は王様の厳しい懲罰が加えられたので、誰も彼女に手をだそうというものはいませんでした。
ある日、若い戦士が彼女の美しさに魅了され、風の助けを借りて王宮に侵入し彼女と駆け落ちしました。
マガヨン王はそのことを知り、彼ら二人を追いかけました。二人は神に助けを願ったところ、神は、突然の地すべりを起こしマガヨン王はその下に埋められてしまいました。
人々の伝えでは、マヨン火山の噴火は、そのマガヨン王の怒りによるものだということです。

最後のバージョン3
マヨン伝説Ver.3

このお話は、敵対している部族間の二人、ダラガン・マガヨン(女性)とハンジョン(男性)のお話しです。
敵対している部族同士ですから、当然彼らのお付き合いは家族から厳しく禁止されていました。そこで恋に落ちた彼らは駆け落ちすることにしたのです。
しかしこれが、部族間の血まみれな抗争に発展し多くの人が亡くなりました。その原因を知った二人は悲しみのあまり自殺してしまいます。
家族は、それぞれ二人を分けて埋葬しました。
ダラガン・マガヨンの部族によると、彼女のお墓はどんどん盛り上がり山となったとのことです。これが、マガヨン火山、後のマヨン火山となりました。非常に美しい形をした山で、まるで亡くなったマガヨンのようだそうです。

※ちなみにバージョン3で出てくる男性ハンジョンはアルバイ州の創世伝説イバロン伝説に出てくる3人の英雄のひとりで、アルバイの地の猛獣を成敗し、法律や、新しい技術を持ってきたと言われている英雄です。
この英雄が駆け落ちというのもちょっとなんですが・・・・もしかしたら別のハンジョンさんかもしれませんね。

※上記イラストは、レガスピから20分位のところにある街、カマリグに住んでいる、唐辛子大食いのギネス記録ホルダーのゴンザレスさんの描かれたイラストです。

レガスピってどこ?(3)

さて、ようやく、アジアの南東、日本から5000km南のフィリピンの中の、ビコール州の中の、アルバイ州の中のレガスピ市にたどり着きました。

そのレガスピ市、人口は12万人。となりに古い街ダラガがあります。




レガスピ市、東に、カグラライ島、バターン島、ラプラプ島とこちら本島のルソン島に囲まれたアルバイ湾があります。
市の中心から北に15kmにマヨン火山を望む実に絵になる街です。更にフィリピンで一番治安の良い街でもあります。

パシフィックブルーレガスピ店は、そのレガスピ市の東端のレガスピ港にある新しいショッピングモール「エンバルカデーロ」の1F中心部辺りにあります。

レガスピってどこ?(2)

さて、レガスピがどこにあるか・・・・ということで、フィリピンのビコール州にあるところまで、説明いたしましたが、今日はその続きです。 地図の赤枠辺りにある、富士山の思い出させる完璧なコーンの形状を持つマヨン火山があり、人口100万人の州がアルバイ州です。一見ルソン島とは別の島のようですが、ルソン島とは地続きでので、マニラから、陸路移動も可能です。 そのアルバイ州のマヨン火山のすぐ南に位置する街がレガスピ市です。人口12万人。 ちなみに、ジンベイザメの郷として有名なドンソールはレガスピから南に60km程度下りた辺りの隣の州、ソルソゴン州の西海岸側にあります。空路のアクセスはレガスピ空港経由となります。

レガスピってどこ?(1)

今日はパシフィックブルーレガスピ店のあるレガスピ市とはどこにあるのか?
を紹介させていただいたいと思います。
レガスピ市はフィリピン共和国のビコール地方の6州のうちの一つ、アルバイ州にあります。
まずはフィリピンとは・・・・
人口8千8百万(2005年)、2020年には1億、2050年には1億3千万弱となる見通しです。人口が減少傾向の日本とは逆で、日本の人口が減った分、フィリピンの人口が増えていくようなバランスですね。
小さな島国との認識の方が多いようですが・・・地図で見ていただけますと判る通り、海も含めるとかなり広い国ということが分かります。(島の数はルソン島を筆頭に7109個です)

この島国に、日本で言うところの「県」のような感じで州が81あります。これらの州は日本のXX地方と同じく17の地方に分けられています。
フィリピンの中心から少し北側の、ルソン島の南の半島部分がビコール地方です。