イバロン伝説 #2 戦士ハンジョン

イバロンの勇者2人目は、勇者ハンジョンです。
バルトッグがビコランディアニ平和をもたらしてから長い月日が経ちました。
新たな強い男が彼の戦士たちとビコランディアに来ました。彼の名はハンジョン。

彼が来た時、かの地は化物の様な生物が席巻し、人々を恐怖に陥れていたのです。
ハンジョンは人々にそれら化物を排除することを誓い、まず、片目で森や山々を睨み300もの獣を見つけ、それから10ヶ月の内にそれら全てを彼の槍と素手で退治したのでした。

次にビコールの海を我が物顔にしていたサメを次から次へと排除し、そして、山沿いに住んでいた野生の水牛を飼い慣らしたのでした。
彼は、川にいた巨大なワニを排除しミンダナオのコラシに追い返しました。
そして最後にハンティックの巨大洞窟を崩し、ただ一匹を除いてそこにいたと思われる全ての蛇を生き埋めにしたのでした。

その一匹とは色とりどりの頭の良いオリオールと言う蛇でした。
その蛇は自身を綺麗な若い魅惑の声を持つ女性に変えることが出来たのです。
その女性に化けた蛇が歌う歌を聞いたすべての人が、彼女の奴隷となりました。
ただハンジョンのみがその歌声に負けなかったのです。
彼女は、ハンジョンが遥か昔からこのイバロンに住んでいる野生の獣を殺し続けることを止めることは出来ませんでした。この若い男を自分の配下とすることに失敗し疲れ失望した彼女は、今度はこの地に恐怖を与えているモンスター、ポンゴスとオラウータンを退治しているハンジョンに手を貸すこととしたのでした。

そして遂にイバロンは安全で平和な土地となったのです。
ハンジョンは法を定め、彼らの民を導きました。彼は皆にタロイモの他にお米の栽培を奨励し、ビコール川を行く最初のボート作らせ、鋤や馬鍬、ナタや鍬をを発明し、お米の収穫をガンタ法を用いて収穫量を計ることを始めました。

彼の元で人々は、物を編むことを覚え、調理や食事に器具を使うことを覚えたのです。彼はまた、石にアルファベットを刻む道具を発明し、そして、バナシやカマゴンの木の上に家を作ることを奨励しました。

人々は、彼らのリーダーであるハンジョンを尊敬し、彼の作った法や指示を守り、主人か奴隷を問わず、常に正しい行いを重んじたのでした。

めでたしめでたし♪

 

コメント