洞窟

ヒヨップ・ヒヨパン・ケーブ・・・日本語で風の通る穴・・・富士山の風穴のようなかんじでしょうか。

場所はレガスピから車で30分位。

個々のガイドさん、元々はお父さんが洞窟のガイドをしており、小さい頃から見よう見まねで案内内容を覚えて、その後、後を継いだそうです。

途中、洞窟の中からマヨン火山が見えるポイントがありましたが、今日は生憎の曇り・・・残念ながら見ることはできませんでした。

この洞窟・・・・

(1)その昔は水中にあったようで、サンゴの付いている部分があったり・・

(2)お墓代わりになっていたこともあるようで、頭蓋骨が鍾乳石に取り込まれていたり・・・

(3)30年ほど前まで、お金持ちがディスコにしていたり・・・(^_^;

(4)現在は台風時の住民の避難先になっていたり・・・

ある意味、フィリピン的な歴史のある場所でした。

 

 

 

マヨン伝説 Ver.3

このお話は、敵対している部族間の二人、ダラガン・マガヨン(女性)とハンジョン(男性)のお話しです。
敵対している部族同士ですから、当然彼らのお付き合いは家族から厳しく禁止されていました。そこで恋に落ちた彼らは駆け落ちすることにしたのです。
しかしこれが、部族間の血まみれな抗争に発展し多くの人が亡くなりました。その原因を知った二人は悲しみのあまり自殺してしまいます。
家族は、それぞれ二人を分けて埋葬しました。
ダラガン・マガヨンの部族によると、彼女のお墓はどんどん盛り上がり山となったとのことです。これが、マガヨン火山、後のマヨン火山となりました。非常に美しい形をした山で、まるで亡くなったマガヨンのようだそうです。

※ちなみにバージョン3で出てくる男性ハンジョンはアルバイ州の創世伝説イバロン伝説に出てくる3人の英雄のひとりで、アルバイの地の猛獣を成敗し、法律や、新しい技術を持ってきたと言われている英雄です。
この英雄が駆け落ちというのもちょっとなんですが・・・・もしかしたら別のハンジョンさんかもしれませんね。

 

マヨン伝説 Var.2

マガヨンという、とても美しい姫を姪に持つ王様がおりました。王様はその姪をとても大事にしており、手を出した者は王様の厳しい懲罰が加えられたので、誰も彼女に手をだそうというものはいませんでした。
ある日、若い戦士が彼女の美しさに魅了され、風の助けを借りて王宮に侵入し彼女と駆け落ちしました。
マガヨン王はそのことを知り、彼ら二人を追いかけました。二人は神に助けを願ったところ、神は、突然の地すべりを起こしマガヨン王はその下に埋められてしまいました。
人々の伝えでは、マヨン火山の噴火は、そのマガヨン王の怒りによるものだということです。

 

マヨン伝説 Var.1

登場人物
ダガラン・マクソグ・マガヨン:カビクラン村の美しい女性で、パンガノロンとパラトゥーガに愛されていました。。
パンガノロン:タガログ村の戦士で、違う村の女性を娶ることは禁止されているなか、マガヨンを愛してしまいます。
パラトゥーガ:カビクラン村のお金持ちでマガヨンを娶りたいわがままな青年。
ティオン・マクソグ:カビクラン村の長で、娘のダラガン・マガヨンの愛する父親。

これは、フィリピンが大陸から切り離されるはるか昔のビコランディアのカビクランの美しい少女ダラガン・マガヨンのお話しです。
その時代、カビクランでは女性がカビクランの外の男性と結婚することは固く禁じられていたのです。
その少女ダラガン・マガヨンはパラトゥーガというお金持ちですがわがままな青年から求婚されていましたが、パンガノロンというタガログの戦士である外部の男性と恋に落ちてしまいました。
ある晩、マガヨンは、村長でありお父さんでもあるティオン・マクソグに外部の男性と恋に落ちたこと、そして、それが禁じられていることも知っていることを伝えたのでした。お父さんであり村長のティオン・マクソグは愛する娘のために一番の方法を考えると約束しました。
しかし、それを知ったパラトゥーガがお父さんを誘拐し、お父さんの命と引換えに自分と結婚するよう脅したのでした。それを知ったマガヨンは、急ぎパラトゥーガの家に行き、結婚を受けることにしたのでした。
結婚式の日取りが発表され、そのニュースはパンガノロンの住むタガログにも届きました。それを知ったパンガノロンは最愛の女性を救うべく、カビクランに戦争を仕掛けることにしたのです。
結婚式の日に戦争が起こり・・・・そのなかで少女マガヨンは鋭い矢に倒れ、パンガノロンがマガヨンを助け起こした時に、彼もまた後ろから刺され、二人とも死んでしたっまったのです。
父親ティオン・マクソグは娘のすべての物、またパラトゥーから婚約に際してもらった全てのお金も一緒に最愛の娘を埋葬したのでした。
その地の住民は、その大きな丘のような、更に頂上に雨を降らす雲を頂くお墓に驚きました。
その晩、住民は、激しい稲妻と、岩の落ちる音、地震に更に驚いたのでした。丘は、どんどん大きくなり続けました。
それが今のマヨン火山となったのです。マガヨンの名前がマヨンとなり、ダラガンの名前が、現在のダラガ町となりましたとさ。

 

※上記イラストは、レガスピから20分位のところにある街、カマリグに住んでいる、唐辛子大食いのギネス記録ホルダーのゴンザレスさんの描かれたイラストです。

 

マヨン伝説

レガスピの北15Kmにそびえるマヨン火山。
今日はそのマヨン火山の伝説を紹介したいと思い調べたところ、どうやら3バージョンあるようです。
その3バージョン、登場人物の名前がいろいろ交錯したり、悠久の昔のビコール地方、ビコランディアの英雄が出てきてみたりします。

 

イバロン伝説 #3 勇者バントン

イバロンの3人の勇者の最後の一人のお話です。
さて、ハンジョンが収めていたビコランディアでも、何時までも自然は優しくはありませんでした。
強い風が吹き、雨をもたらし、それが洪水となり畑を水浸しにし、イサログ、ハンチック、クロといった火山が噴火し、ビコールの水と土地は変わっていったのでした。

月日が過ぎ、偉大で聡明なハンジョンも年老い疲れが出てきました。
そんなおり、新たな恐怖、不思議な能力を持つ半人半獣の生き物ラボットが現れました。
その獣に近づこうとするものを石に変えてしまうというその獣の持つ力により、誰もその獣に近づくことが出来なかったのです。
ハンジョンの忠実な部下であるバントンは、その獣ラボットが日中は深く深く眠っていることを知りました。
そして彼バントンはその獣を探す冒険にハンジョンから与えられた1000人の男達と出たのでした。

長い捜索の結果、ついにバントンは深い眠りについているその獣ラボットを見つけたのです。

バントンは片手持ちの彼の長く鋭い刀でラボットを一刀両断。
ラボットの咆哮はイバロンのマングローブの湿地帯に響き渡ったのでした。
ランボットの死は限りない喜びに溢れ、イバロンに平和な日々が戻ったのでした。

めでたし、めでたし。

以上でイバロンの伝説は終わります。

 

イバロン伝説 #2 戦士ハンジョン

イバロンの勇者2人目は、勇者ハンジョンです。
バルトッグがビコランディアニ平和をもたらしてから長い月日が経ちました。
新たな強い男が彼の戦士たちとビコランディアに来ました。彼の名はハンジョン。

彼が来た時、かの地は化物の様な生物が席巻し、人々を恐怖に陥れていたのです。
ハンジョンは人々にそれら化物を排除することを誓い、まず、片目で森や山々を睨み300もの獣を見つけ、それから10ヶ月の内にそれら全てを彼の槍と素手で退治したのでした。

次にビコールの海を我が物顔にしていたサメを次から次へと排除し、そして、山沿いに住んでいた野生の水牛を飼い慣らしたのでした。
彼は、川にいた巨大なワニを排除しミンダナオのコラシに追い返しました。
そして最後にハンティックの巨大洞窟を崩し、ただ一匹を除いてそこにいたと思われる全ての蛇を生き埋めにしたのでした。

その一匹とは色とりどりの頭の良いオリオールと言う蛇でした。
その蛇は自身を綺麗な若い魅惑の声を持つ女性に変えることが出来たのです。
その女性に化けた蛇が歌う歌を聞いたすべての人が、彼女の奴隷となりました。
ただハンジョンのみがその歌声に負けなかったのです。
彼女は、ハンジョンが遥か昔からこのイバロンに住んでいる野生の獣を殺し続けることを止めることは出来ませんでした。この若い男を自分の配下とすることに失敗し疲れ失望した彼女は、今度はこの地に恐怖を与えているモンスター、ポンゴスとオラウータンを退治しているハンジョンに手を貸すこととしたのでした。

そして遂にイバロンは安全で平和な土地となったのです。
ハンジョンは法を定め、彼らの民を導きました。彼は皆にタロイモの他にお米の栽培を奨励し、ビコール川を行く最初のボート作らせ、鋤や馬鍬、ナタや鍬をを発明し、お米の収穫をガンタ法を用いて収穫量を計ることを始めました。

彼の元で人々は、物を編むことを覚え、調理や食事に器具を使うことを覚えたのです。彼はまた、石にアルファベットを刻む道具を発明し、そして、バナシやカマゴンの木の上に家を作ることを奨励しました。

人々は、彼らのリーダーであるハンジョンを尊敬し、彼の作った法や指示を守り、主人か奴隷を問わず、常に正しい行いを重んじたのでした。

めでたしめでたし♪

 

イバロン伝説 #1 インドから来たバルトッグ

レガスピ市で毎年8月に開催されるお祭り「イバロン・フェスティバル」の元となったイバロン伝説の3人の勇者の最初の一人「バルトッグ」まずは、彼の伝説から・・・

 

昔々、スペイン人がフィリピンに来た頃よりも更に昔、ビコール半島のとある海岸に、バルトッグという強く勇敢な男が来ました。

彼は遥か遠くインドのボタバラというところから来たのでした。

 

バルトッグはビコランディアの生い茂る木々と草花を見て非常に肥沃な土地であることを知りました。

彼は、すぐにタロイモを植えることを思いつき、実行したのですが、収穫も近くなった時、タンダヤグと呼ばれる巨大なイノシシが現れ、それらタロイモを根こそぎに奪ってしまったのです。

そのことに怒ったバルトッグは、とある午後に彼がその獣に出会うまで農園を見張り続けました。

その獣を見つけたバルトッグは、槍も使わずにその獣をたたきのめし、彼の無敵の腕で獣の顎を二つに引き裂いたのです。

彼はその引き裂いた顎を「この農園に来たならば無駄死することになる」との警告としてトンドルの家の近くのタリサイの木に吊るしたのでした。

バルトッグの部族は彼の勝利を祝い、また、それを聞いた近隣の部族、パニクワソンズやアソッグスもその祝に加わったのでした。

 

というような内容で・・・英雄一人目は礎を築いたと言うポジションです。

 

リザール公園

フィリピンの英雄数あれど、一番有名な人といえば・・・スペインからの独立の気運の元となったホセ・リザールさんがおります。

フィリピンであればどこの街に行ってもあるのがそのホセ・リザールさんの銅像のあるリザール公園。

レガスピ港に近いセント・ラファエル教会のまん前。ちなみに奥のちょっと妖しい水色の建物は映画館です。

 

「レガスピの戦い」の記念碑

「レガスピの戦い」の記念碑です。【Battele of Legazpi Pylon】

この記念碑は、1900年にアメリカ人が攻めてきたときに戦った農夫たちの勇気をたたえて建てられたものです。

場所は港に近い商業エリアのど真ん中、ケソン本通りとリザールス通りの交わる交差点にあります。

街中のランドマークとしては良い立地。レガスピにお越しの際は覚えておいて損はありません。たぶん・・・(^_^;